『ホーホケキョ となりの山田くん』映画鑑賞日記
いしいひさいちの四コマ漫画作品を20億円の制作費をかけて高畑勲監督が映画化した本作品。スタジオジブリとしては初のセル画制作アニメを用いないフルデジタル処理で制作されています。高畑監督は水彩画のような手描き調の画面にこだわり、通常のアニメ映画の約3倍17万枚もの作画を行っています。(ジブリ作品の中で一番の作画枚数だそうです。)
私は公開と同時に劇場に足を運んで鑑賞したのですが、水彩画のような映像のクオリティは流石ジブリと思いましたが、ストーリーが起伏がなく淡々としており映画として1時間40分見るには辛かったです。
一般庶民の何気ない日常生活を哀愁と笑いを交えて描いている点は悪くはないのですが、わざわざ映画館で見る必要が感じられず、『サザエさん』のようにテレビで毎週放映した方が楽しく見れるのではと思いました。
ただ、矢野顕子の音楽はとても素晴らしく、聞いていて心が落ち着きます。
製作国 日本
上映時間 104分
製作年度 1999年
監督:高畑勲
絵コンテ:田辺修、百瀬義行
原作:いしいひさいち
脚本:高畑勲
作画監督:小西賢一
音楽:矢野顕子
声の出演:
朝丘雪路
益岡徹
荒木雅子
五十畑迅人
宇野なおみ
矢野顕子
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