2008年6月11日 (水)

『歌旅-中島みゆきコンサートツアー2007-』

Photo  昨年の9月から12月にかけて全国津々浦々で全32回公演された「中島みゆきコンサートツアー2007」

 私は昨年10月に大阪フェスティバルホールで公演されたコンサートを見に行ったのですが、『ファイト』、『誕生』、『地上の星』と中島みゆきを語る上で外せない名曲を力強い声で歌うみゆきさんのパワーに終始感動したものでした。

 その全国ツアーのコンサートの様子が収録されたがDVDが今日発売されました。今までも『夜会』やLAで収録されたお客の入っていないライブ『中島みゆきライヴ!』はDVDとして販売されていましたが、コンサートツアーがDVD化されたのはみゆきさんとしては今回が初めてです。あのコンサートの感動が自宅でも味わえるとはみゆきさんのファンとしては嬉しい限りで、私も発売と同時に購入して早速鑑賞しました。

 DVDは2枚組みでコンサートで発表された全22曲のうち『ホームにて』、『蕎麦屋』『EAST・ASIA』の3曲を除く19曲が収録されています。(ちなみに上記の3曲は今日発売されたCD『歌旅-中島みゆきコンサートツアー2007-』に収録されています。できれば全曲DVDに収録してほしかったところです。)
 コンサートの映像以外にも全国各地の会場のバックステージや移動中の模様を撮影した映像を収録しており、なかなか見る機会のないみゆきさんのコンサートの裏側を見ることができます。

 DVDを鑑賞しての感想ですが、とにかく後半は歌にこめられたみゆきさんからのメッセージに涙が自然にあふれてきて止まりませんでした。一緒に見ていたパートナーも泣いていて、「泣くつもりなどなかったのに何でこんなに泣けるんだろう」と言っていました。
 特に『ファイト』を熱唱する姿は圧巻の一言で、歌の女神がまるで地上に光臨して励ましてくれているかのような威厳と包容力が感じられ鳥肌が全身に立ちました。(大げさに聞こえるかもしれませんが、見たら私の言っていることが分かると思います。)

 孤独に押しつぶされそうな時、自分の道に自信をなくした時、誰かに傷つけられた時、誰かを愛したい時、このDVDを見てください。癒され、励まされ、助けられると思います。

みゆきさんがコンサートで最後に観客に手渡してくれたお土産の言葉

「同じ時代に生まれてきてくれてありがとう」

生まれきたことに関する感謝、生まれてこれたに関する感謝、そして今生きていることへの感謝。自分が今ここにいて、あなたと出会えたことへの感謝。生きている自分自身に、そして生きている全ての命に感謝することの大切さをこのコンサートは気づかせてくれます。

 DVDを買って良かったところは何といっても生のコンサートではじっくり見ることが出来ない歌っている時のみゆきさんの表情や仕草がはっきりと見えるところ。歌っている時のみゆきさんの時に優しく、時に激しく、時に厳かな表情。その表情からみゆきさんの歌に対する愛情と言葉にこめられた思いを何とか観客の心に伝えようとする熱意がびしびしと見ていて伝わってきます。

逆に残念だったのは、全国各地の会場のバックステージや移動中の模様を撮影した映像がコンサートの曲の合間合間に収録されているところ。コンサートを鑑賞している気分が削がれてしまうんですよね。特典映像として、本編と別に収録してほしかったです。
 あとみゆきさんのコンサートに欠かせない歌っているときのギャップのあるかわいい声でのトークの場面も少し入れてほしかったですね。

 みゆきさんのファンならこのDVDは絶対買いです。(そんなこと言わなくても、ファンの人は購入されているか、購入すると思いますが・・。)
 なかなかチケットの取れないみゆきさんのコンサートが自宅で見たいときに見ることができる。これほどの幸せを提供してくださったみゆきさんに感謝の一言です。
 みゆきさん、是非次回もコンサートのある時は映像化してくださいね。

(収録曲)

・ディスク:1 
1. 御機嫌如何 
2. 1人で生まれて来たのだから 
3. あなたでなければ 
4. 一期一会 
5. with 
6. 糸 
7. 命の別名 
8. ララバイSINGER~アザミ嬢のララバイ 
9. 宙船(そらふね) 
10. 昔から雨が降ってくる 

・ディスク:2 
1. 唇をかみしめて 
2. ファイト! 
3. 誕生 
4. I Love You, 答えてくれ 
5. ボディ・トーク 
6. 重き荷を負いて 
7. 本日、未熟者 
8. 地上の星 
9. 背広の下のロックンロール 

 
 

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2008年3月16日 (日)

『オーケストラストーリーズ となりのトトロ 』

お気に入りのCD NO.23 『オーケストラストーリーズ となりのトトロ 』久石譲
Photo_2  今回紹介する作品は『となりのトトロ』の音楽を交響組曲にした『オーケストラストーリーズ となりのトトロ 』です。
 本作品は映画本編の音楽も担当している久石譲さんがオーケストラに初めて接する子どもや大人のために編曲されたもので、ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」という曲を参考にしているそうです。

 私は2003年の久石譲さんのコンサートツアーで本作品を始めて聞いたのですが、その時はオーケストラの繊細かつ迫力のある音が奏でるおなじみの美しいメロディーに鳥肌が立つほど大変感動しました。
 
 本作品は映画でお父さん役を務めたコピーライター・糸井重里によるナレーションが付いたヴァージョンと交響組曲ヴァージョンと2バージョン収録されています。
私のお勧めはナレーション付きのバージョンです。糸井重里さんの優しく温かみのある声による情景の説明と音楽を聴くと映画の一場面が自然と脳裏に浮かんできます。

 新日本フィルハーモニーによる演奏も大変素晴らしく完成度も高いので、自宅で聞く時も許す限り大音量で聞いてほしいです。

 トトロが好きな人、オーケストラに興味のある人には絶対お勧めのアルバムです!

1. さんぽ 
2. 五月の村 
3. ススワタリ~お母さん 
4. トトロがいた! 
5. 風のとおり道 
6. まいご 
7. ネコバス 
8. となりのトトロ
〈となりのトトロ組曲〉 
9. さんぽ 
10. 五月の村 
11. ススワタリ~お母さん 
12. トトロがいた! 
13. 風のとおり道 
14. まいご 
15. ネコバス 
16. となりのトトロ 

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2008年3月 8日 (土)

『崖の上のポニョ イメージアルバム』

お気に入りのCD NO.22 『崖の上のポニョ イメージアルバム』久石譲
Photo  2008年夏公開される宮崎駿監督最新作『崖の上のポニョ』。そのイメージアルバムが先日発売されました。音楽を担当しているのは『風の谷のナウシカ』以降の全ての宮崎作品の音楽を手がけている久石譲。今回のイメージアルバムを聞く限り、映画本編の音楽も素晴らしい仕上がりになりそうです。

 ちなみにイメージアルバムとは映画本編の音楽制作の半年から1年前に制作されます。宮崎監督から送られてくる作品に関する詩やメモをもとに久石さんが映画のイメージにあった音楽を作ります。
 映画本編の音楽を制作するときもイメージアルバムを基に監督と検討していきます。宮崎監督と久石さんは「ナウシカ」以降、すべてこの方法で映画音楽を制作しています。

 今回のイメージアルバムの特長は10曲中6曲が歌であるところです。『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』でもイメージアルバムで歌が取り入れられていましたが、今回も素敵な歌が数多く収録されています。

 1曲目の『崖の上のポニョ』は12月に先にシングルとして発売されており聞いたことある人も多いと思いますが、明るいメロディと女の子のかわいい歌声そして中年男性の渋く優しい歌声が非常に印象的です。  
 2曲目の『サンゴ塔』は豊嶋泰嗣さんの奏でるストリングの音色が美しく、海の中をゆらゆら漂っているような感じの曲です。
 3曲目の『ポニョ来る』は何かがこちらに向かってやってくる感じが、ピアノの軽快なフレーズで表現されています。
 4曲目の『海のおかあさん』はバイオリンの優しい音色が聴いていてとても心地よいです。
 5曲目の『いもうと達』はNHK東京児童合唱団の卒団生で結成されたグループ「リトル・キャロル」が歌っているのですが、2部合唱の曲なのですが、響きあい重なり合う美しい歌声がとても印象的です。それにしても、この曲で歌われる「おねえちゃん」とは一体何を指すのでしょう?非常に気になります。
 6曲目の『フジモトのテーマ』と9曲目の『本当の気持ち』は藤岡藤巻が作詞とボーカルを担当しているのですが、中年男性の切なさや悲哀といったものがしみじみと伝わってきます。ちなみに『フジモト』とはポニョの人間の父親だそうです。
 7曲目の『発行信号』も優しい音色とメロディが印象的です。海の上で主人公の宗介とポニョが交流しているシーンに流れそうな曲です。
 8曲目の『ポニョの子守唄』は短い曲なのですが、聞いているとウトウトと眠りに誘われます。
 10曲目の『ひまわりの家の輪舞曲』。この曲は久石譲さんの娘である麻衣さんが担当しています。麻衣さんは『風の谷のナウシカ』でも歌声を披露しているのですが、透明感溢れる歌声が印象的です。

 映画の公開まではまだ半年くらいありますが、映画本編の音楽がどんな感じになるのか今から楽しみです。

1.崖の上のポニョ
 歌:藤岡藤巻と大橋のぞみ/作詞:近藤勝也/
 補作詞:宮崎駿/作・編曲:久石譲

2.サンゴ塔
 作・編曲:久石譲

3.ポニョ来る
 作・編曲:久石譲

4.海のおかあさん
 ヴァイオリンソロ:豊嶋泰嗣/作・編曲:久石譲

5.いもうと達
 歌:Little Carol/作詞:宮崎駿/作・編曲:久石譲

6.フジモトのテーマ
 歌:藤岡藤巻/作詞:藤岡藤巻/作・編曲:久石譲

7.発光信号
 作・編曲:久石譲

8.ポニョの子守唄
 歌:大橋のぞみ/作詞:宮崎駿/作・編曲:久石譲

9.本当の気持ち
 歌:藤岡藤巻/作詞:藤岡藤巻/作・編曲:久石譲

10.ひまわりの家の輪舞曲
 歌:麻衣/作詞:宮崎駿/作・編曲:久石譲

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2007年12月29日 (土)

『白虎野』

お気に入りのCD NO.21『白虎野』 平沢進
Photo  私が平沢進さんの音楽に興味を持ったのは今敏監督のアニメ映画『千年女優』・『パプリカ』の音楽からでした。今敏監督の躍動感溢れる音楽が作品の雰囲気や世界観を大いに盛り上げていて印象に残ったものでした。
 今回紹介するCDも昨年公開された『パプリカ』のエンディングの主題歌『白虎野の娘』がとても気に入り、その基になる曲『白虎野』が収録されていたので購入しました。
 平沢さんのソロ・アルバムは始めて聞いたのですが、躍動感とスケールの大きな音作りに圧倒されました。
 電子機器と自分の声を巧みに使って生み出す音とメロディは、テクノ・ポップス・クラシック・民族音楽など様々なジャンルの音楽が融合されており、聞く者を幻想の別世界へといざなってくれます。 
 歌詞も最初は聞き取りづらいですが、何回か聞くうちに単語が聞き取れるようになり、次第にその哲学的な単語の響きの心地よさに取り付かれると思います。平沢さんの歌の場合は歌詞の意味を味わうと言うより、普段聞きなれない単語の音の美しさだったりイメージを楽しむ作りとなっています。
 
 私も購入してから繰り返し何回も聞いていますが、電子音と平沢さんの声と独特な言葉の使い方の生み出す音楽の魅力に取り付かれています。斬新でもあり、懐かしくもあるその音楽は一度はまると病みつきになると思います。
 ぜひ皆さまも一度聞いてみてください。別世界にトリップできますよ! 

01:時間の西方
02:白虎野
03:生まれなかった都市
04:記憶から来た男
05:水脈
06:CODE-COSTARICA
07:Σ星のシダ
08:確率の丘
09:白虎
10:パレード

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2007年12月22日 (土)

『中島みゆき的アジアン・カバーズ』

お気に入りのCD NO.22『中島みゆき的アジアン・カバーズ』 オムニバスCD
Photo 今回紹介するCDは中島みゆきの歌を台湾や香港等のアジアの有名アーティストがカバーした作品を集めたコンピレーション・アルバムです。
 中島みゆきの歌はアジアで70曲以上カバーされているようで、おそらくアジアで一番有名な日本のアーティストだと思います。
 
 中島みゆきの歌をアジアで最初にカバーしたのは日本でも有名なテレサ・テンでした。80年代に『ひとり上手』のカバーがヒット。その後、他の歌手も競って中島みゆきの曲をカバーするようになります。
 そして90年代中島みゆきの歌をアジア全土で有名にする『容易受傷的女人』が登場します。この歌は中島みゆきの『ルージュ』をカバー曲なのですが香港の歌姫フェイ・オンが歌い香港で大ヒットを記録しました。その後この歌は東南アジアや中東アジアにも紹介され、アジア全土に『ルージュ』ブームが広がりました。
 
 このアルバムではアジアでカバーされた中島みゆきの歌が15曲収録されていますが、中島みゆき本人が歌っているバージョンとは印象がかなり違います。中島みゆきの歌い方は良い意味で重量感があり、聞く者の感情を揺さぶりますが、アジアでカバーされた曲はどれもよい意味でさらっとしており非常に聴きやすいアジアンポップスとなっています。
 歌詞自体も中島みゆきが書いた内容と大きく違っており、良くも悪くも歌謡曲的な内容となっています。
 
 中島みゆきの歌がアジアで人気を博しているのは、やはり中島みゆきの歌が持つ切なさや儚さがアジアの人々の心に響くからだと思います。

 中島みゆき好きな人もそうでないひとも聞いて損のないアルバムです。 

1. ひとり上手 / テレサ・テン 
2. ルージュ / フェイ・ウォン 
3. 幸せ / リッチー・レ 
4. 帰省 / ルル 
5. 時代 / サリー・イエー 
6. ローリング / ルイフォン 
7. 最愛 / ヴィヴィアン・チョウ 
8. やまねこ / カレン・トン 
9. 六花 / ジェフ・チャ 
10. 孤独の肖像1st. / サミー・チェン 
11. EAST ASIA / マン・ファン 
12. 誕生 / ステファニー・ライ 
13. 空と君のあいだに / ニサ・リン 
14. ホームにて / サリー・イエー 
15. 捨てるほどの愛でいいから / プリシラ・チャン 

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2007年12月 5日 (水)

『崖の上のポニョ』主題歌発売!

お気に入りのCD NO.21『崖の上のポニョ』 大橋のぞみ・藤岡藤巻
Photo_2  来年の夏に公開される宮崎駿監督の最新作『崖の上のポニョ』の主題歌が今日発売されました。スタジオジブリの作品では毎回主題歌が話題になりますが、今回も一度聞いたら忘れられない印象を残す主題歌となっています。
 主題歌の題名は映画と同じく「崖の上のポニョ」で、作画監督を担当している近藤勝也さんが作詞、宮崎監督が補作、そして作曲と編曲を映画本編の音楽を手がける久石譲さんが担当しています。
 今回の主題歌は『となりのトトロ』のようにシンプルなメロディで誰もが口ずさめる明るく楽しい歌となっています。
 
 主題歌を歌うのは男性デュオ「藤岡藤巻」の藤岡孝章さんと藤巻直哉さん、そして児童劇団に所属する大橋のぞみさんの3人が抜擢。大橋さんの子どもらしいかわいい声と「藤岡藤巻」の低く優しい声が聞く者の心を暖かくしてくれます。

 映画自体の公開はまだ半年以上先ですが、今から主題歌を何回も聞いて楽しみに待ちたいと思います。

1. 崖の上のポニョ 
2. フジモトのテーマ 
3. 崖の上のポニョ(カラオケ) 
4. フジモトのテーマ(カラオケ) 
5. 崖の上のポニョ(のぞみちゃんデモ)

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2007年10月29日 (月)

蒼穹の声-Voices Best-

お気に入りのCD NO.20『蒼穹の声-Voices Best-』 姫神
Photo_3   今回紹介するアルバムは東北を中心とした民俗音楽に影響を受け、シンセサイザーを駆使して作曲・演奏活動を行っている星吉昭さんのソロユニット姫神のヴォーカルものを集めたベスト盤『.蒼穹の声-Voices Best-』です。
 私はテレビのドキュメンタリー番組のテーマ曲『神々の詩』で姫神の存在を知りました。『神々の詩』は縄文時代の言語や音階を利用して製作されており、聞いていて懐かしく心が自然と癒される名曲でした。
 
 今回のアルバムは全曲ボーカルということもあり、人間の声の持つ力や美しさが堪能できます。聞いていると、遥か昔の自然の中で人が素朴に生きていていた時代にタイムスリップすることができます。
 
 全曲透明感溢れるシンセの音と温かみのある人の声は私たちの心の清涼剤となります。ぜひ多くの人に聞いて欲しいアルバムです。 

1. 愛を超えて 
2. 祈り遥か 
3. キリバスの天使 
4. 小春日和 
5. 風恋歌 
6. 風のこころ 
7. 十三の子守唄 
8. 明けの方から 
9. 神々の詩 
10. 見上げれば,花びら 
11. 風の子守唄 
12. 雪 
13. ダヤックの子守唄 
14. 森渡り 
15. 千年の祈り 
16. 雲ははてしなく(VOICE MIX) 
17. 未来の瞳 

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2007年10月 8日 (月)

『崖の上のポニョ』主題歌発売!

Ponyo  今日の朝、日本テレビ系列の「スッキリ!!」で宮崎駿の最新作『崖の上のポニョ』の主題歌が初公開されていました。私も偶然見ていたのですが、まさかもう主題歌が出来ているとは思いもよりませんでした。
 今回の作曲を宮崎アニメに欠かせない久石譲さんが、作詞を『ポニョ』の作画監督・近藤勝也氏が担当しています。宮崎監督は今回の主題歌を作るに当たって「能天気に突き抜けた歌を作ってほしい」と久石さんに要望したそうです。
 主題歌を歌うのは団塊世代の一部に熱狂的に支持される藤岡孝章と藤巻直哉のデュオ「藤岡藤巻」と児童劇団所属の子役・大橋のぞみの3人のユニットです。この3人を起用したのは父娘で一緒にお風呂に入り、たどたどしく歌う女の子を手助けするお父さんの構図をイメージしてのことだそうです。
 ちらっとテレビで聞いた感想は子どもが非常に口ずさみやすそうな歌でした。
 12月5日には主題歌のCDが先行発売されるそうです。今から非常に楽しみです。

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2007年10月 5日 (金)

「中島みゆきコンサートツアー2007」に行ってきました!

Img_8084_2    9月29日から始まった2年ぶりのみゆきさんのコンサート「中島みゆきコンサート2007」。全32回公演の2回目にあたる大阪フェスティバルホールでの公演に昨日行ってきました!
 昨年の夜会には行って来たのですが、2005年のコンサートには行けなかったので、私としては2001年の「XXIc. 1st. 中島みゆき」以来6年ぶりのみゆきさんのコンサート鑑賞となりました。

 16時には会場となるフェスティバルホールに着き、開場時間まで周辺をうろうろしていたのですが、すでにお客さんが集まってグッズを買っていました。私もすぐにグッズ売り場に行き、パンフレットを購入しました。他にもパスポートケースや「I Love You, 答えてくれ」手拭い、サイレントギターキーホルダーなど欲しいグッズがたくさんあったのですが予算がなく諦めました。
Img_8086   また入場口前にはMBS毎日放送「ちちんぷいぷい」の司会者である角さんから届けられた花が飾ってありました。

 開場時間の17時45分。入場口前は多くの人でごった返しており、熱気でムンムンしていました。
 会場内ではCDが販売されたり、恒例のスタンプコーナーやお便りコーナー投稿所がありました。私のパートナーがお便りを投稿したのですが、残念ながら読まれませんでした。

私はパートナーと一緒にコンサートに言ったのですが、座席がちょうど前から12番目のど真ん中という非常に見やすい座席でした。
 今回のコンサートのセットはさびれた工場のような雰囲気のセットでした。右手側にギターやバイオリン、中央後方にベースとドラム、左手側にキーボードとチェロ、コーラスが配置されいました。みゆきさんが歌う中央手前には赤いギターケースが置かれていました。

 
 開演時間となる18時30分。2回ほど開演ベルがなり、ミュージシャンが登場。そしてセット後方の扉からみゆきさんが赤いドレスを身に纏って登場しました!

(ここから先はコンサートの内容のネタばれになります。まだコンサートに行っていない人で内容を知りたくない人は読まないでください。)

1曲目はダイナミックなイントロと共に
御機嫌如何」を披露。ラストで観客に向かっておじきをしていました。2年ぶりのコンサートの冒頭にぴったりの曲でした。その後、紅白の出場の話しなどをした後、2曲目の「1人で生まれて来たのだから」と3曲目の「あなたでなければ」を歌った後、岐阜のコンサートではまだアルバムが発売されておらず、新曲を歌っても観客が口を開けてポカーンとしていたことなどを語った後、「一期一会」を歌いました。私はこの歌が大好きで自宅で何回も聞いていたのですが、生で聞くと感動もひとしおでした。続いて「with」を熱唱。後半のサビの部分では指文字で「W.i.t.h」「L.o.v.e」と表現をしていました。「with」の後にみゆきさんは下手へ退場されました。
 
 そして白いブラウスに黒いベストとスラックス、そして黒に白い水玉のネクタイを着用して再登場。お便りコーナーとなりました。お便りコーナーでは「会社を休んで来た話し」や「広島から高速バスに乗ってきた男性」のお便りを紹介した後、「ホームにて」をしっとりと歌われました。続いて「看護師を辞めてマンションの管理人になった人」等のお便りを紹介して「命の別名」を熱唱されました。「命の別名」では後半の歌詞を間違えていました。最後に「中島みゆきコンサートは1人で行くもの」という内容のお便りを読んだ後、ララバイSINGER~アザミ嬢のララバイを歌いました。歌っている途中「左翼は海」の部分でみゆきさん突然ギャーと大声で叫び歌が中断されるハプニングがありました。観客からも拍手と声援が起こりました。
 その後、再度最初から歌い始めました。このようなハプニングもコンサートならではです。お便りコーナー終了後はTOKIOに曲を提供した話しを披露。アルバム作成中にジャニーズから電話がかかってきて、自分のアルバム用に作っていた「宙船」を提供したそうです。「宙船」をTOKIOに渡すとき歌のイメージを説明するためにデモテープを渡したそうなのですが、自分は譜面どおりに歌えないからコーラスとして毎回活躍している宮下文一さんに歌ってもらったテープを渡したそうです。そこで宮下さんが1番を歌い、2番をみゆきさん、サビを交互に歌う形で宙船が披露されました。生で聞くとこの歌迫力がありました。

 「宙船」の後は打って変わってしっとりと「昔から雨が降ってくる」を歌い上げていました。この歌の後にみゆきさんは再度ステージから退場されました。

続いて白いドレス姿で登場したみゆきさん。デジャブの話しをした後、自分がツアー前によく見るイントロを聞いても曲が思い出せない悪夢の話を披露しました。その後、吉田拓朗の「唇をかみしめて」を歌いました。みゆきさんが自分以外のアーティストの歌をコンサートで披露するのは初めてだと思います。続けて「ファイト」を披露。まさかこの歌が聞けるとは思えなかったので非常に嬉しかったです。力強いみゆきさんの歌声に鳥肌が立ちました。
 この後、「夜会」の話しをして、今まで「夜会」でのイメージが強くコンサートで歌わなかった「誕生」を披露。この歌も大好きだったので、まさかコンサートで聞けるとはと感動しました。
 この後、バンドメンバーの紹介をして、新アルバムからロックテイストの曲「ボディ・トーク」「 I Love You,答えてくれ」を披露。みゆきさんの力強い歌声が会場中に響き渡り、私のテンションも上がりっぱなしでした。
 ちなみに今回の新アルバム『I Love You,答えてくれ』は前回のアルバム『ララバイSINGER』と対になっている作品であり、前回が母性なら今回は父性を前面に押し出した作風にしたそうです。
  その後、
「同じ時代に生まれてありがとう」が今回のコンサートのテーマであることを説明して、トリである重き荷を負いて」を熱唱されました。

アンコールでは
ラメの入ったジーンズに黒いタンクトップの上に白いジャケットを着て登場。ギターを片手に激しいロックナンバー『本日、未熟者』とハードロック・バージョン『地上の星』を熱唱。そしてラストに新アルバムから『背広の下のロックンロール』を披露しました。ラストでは1階席の観客はほぼ総立ちとなっていました。観客の手拍子もあっており、会場一体が盛り上がっていました。

 コンサート終了時間は21時16分と2時間40分近いコンサートでした。今回のコンサートは個人的に聞きたい曲が数多く発表されたので大満足でした。「誕生」や「with」、「ファイト」が一気に聞けるとは思いもしませんでした。
 55才になっても、あのような力強い声で歌うことができるみゆきさんは凄いと思います。鳥肌が立ちっぱなしの2時間40分でした。私のパートナーは初めてのコンサートでしたが、中島みゆきのパワーに圧倒されたとのことです。
 
 みゆきさんによると今回のコンサートは毎回微妙に曲が入れ替わっているそうです。ちなみに岐阜の1回目では「ホームにて」でなく「蕎麦屋」が、「with」でなく「EAST ASIA」が、「命の別名」でなく「糸」が披露されたそうです。今後のコンサートでどんな歌が披露されるのかも気になるところです。

次回のコンサートがいつになるか分りませんが、ぜひ次回のコンサートも行きたいものです。


【10月4日演奏曲目】

1 御機嫌如何 (『中島みゆき』収録)
2 1人で生まれて来たのだから(「月WINGS」収録)
3 あなたでなければ( 『ララバイSINGER』
4 一期一会 (『I Love You,答えてくれ』
5 with (『夜を往け』収録)
6 ホームにて (『あ・り・が・と・う』収録)
7 命の別名  (『私の子どもになりなさい』収録)
8 ララバイSINGER~アザミ嬢のララバイ (『ララバイSINGER』
9 宙船 (『ララバイSINGER』
10 昔から雨が降ってくる (『I Love You,答えてくれ』
11 唇をかみしめて(作詞・作曲:吉田拓郎) 
12 ファイト! (『予感』収録)
13 誕生 (『EAST ASIA』収録)
14 ボディ・トーク 『I Love You,答えてくれ』
15 I Love You,答えてくれ 『I Love You,答えてくれ』
16 重き荷を負いて (『ララバイSINGER』
  ~アンコール~
17 本日、未熟者 (『I Love You,答えてくれ』
18 地上の星 (『短編集』収録)
19 背広の下のロックンロール (『I Love You,答えてくれ』
 

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2007年10月 3日 (水)

『I Love You,答えてくれ』

中島みゆきのアルバム紹介No.3『I Love You,答えてくれ』 
I_love_you  今日、中島みゆきの通算35枚目となるニューアルバム『I Love You,答えてくれ』が発売されました。ちょうど3年ぶりとなる全国ツアー「中島みゆきコンサートツアー2007」もスタートしており、本アルバムに収録されている作品からも何曲か歌われることでしょう。
 私も明日のコンサートに向けて昨日アルバムを購入して何回も繰り返し聞いているのですが、今回のアルバムは個人的に近年のみゆきさんのアルバムの中で最高の仕上がりになっていると思います。
 今回のアルバムはロックという形式にこだわったというだけあり、歌詞、メロディー、歌い方全てにおいて力強い仕上がりとなっています。

 1曲目の「本日、 未熟者」はTOKIOに「宙船」に続いて提供された曲ですが、中島みゆきのドスの利いた声の迫力に圧倒されます。1曲目からこんなハードロックな曲を持ってくるとは、みゆきさんの本アルバムにかけるロックに対する意気込みを感じさせます。みゆきんさんのバージョンを聞くとTOKIOのバージョンは物足りなさを感じてしまいます。
 
 2曲目の「顔のない街の中で」。現代社会の自分に関係ない他者への無関心を戒める内容の歌詞となっており、聞いていて自分の生き方を思わず見直してしまいました。この歌はぜひ多くの人に聞いてもらいたいです。

 3曲目の「惜しみなく愛の言葉を」はいかにもみゆきさんらしい恋愛ソングとなっています。
 
 4曲目の「一期一会」はMBS/TBS系全国ネットで放映されている「世界ウルルン滞在記~ルネサンス~」の主題歌です。シングルでも発売されており、私もすでに何十回と聞き込んでいるのですが、この曲は別れゆく他者に対する本当の思いやりとは何かを聞く者に教えてくれます。
 
 5曲目の「サバイバルロード」はハードロックな曲です。都会の中で生きるアウトローたちの孤独や緊張感みたいなものが聞いていて伝わってきます。 
 
 6曲目の「Nobody Is Right」は正しさとは何かを問うメッセージ性が非常に強く感じられる曲です。私は聞いていて911以降のアメリカの軍事政策に対する批判みたいなものを感じました。おもしいのは、私のパートナーは政治的なメッセージというより自分の生き方を反省させられたと言っており、聞く人によっていろいろ感じ考えさせられる曲となっています。

 7曲目の「アイスフィシュ」はみゆきさんらしい独特な喩えを用いた恋愛ソングです。相手のことを思いながら、自分の殻を破れない人間の葛藤を繊細な表現で歌っています。

 8曲目の「ボディ・トーク 」は言葉を大切にして歌を作ってきたみゆきさんが恋愛における言葉の限界を語る内容の歌となっており、みゆきさんの言葉に対する限界を何とか打破しようとする表現者としての格闘を強く感じました。

 9曲目の「背広の下のロックンロール」は中高年サラリーマンに対するみゆきさんからの応援歌です。会社社会の軋轢の中で生きる男たちの隠された熱い思いを力強く歌い上げています。

 10曲目の「昔から雨が降ってくる」はMBS/TBS系全国ネットで放映されている「世界ウルルン滞在記~ルネサンス~」のエンディングテーマです。この曲は歴史の大きな時間の流れの中で生きている私たちと消えていった過去の命との連綿としたつながりを気づかせてくれます。

 11曲目の「I Love You, 答えてくれ」は本アルバムのタイトルにもなっていますが、最初聞いたときは感動で鳥肌が立ちました。相手に対する一途な思いと見返りを求めない無償の愛の素晴らしさ。愛で心が傷ついた人たち、愛に臆病になっている人たちにぜひ聞いていほしいです。

 本アルバムを聞くと中島みゆきの力強さと優しさに励まされます。小手先のロックでない本当のロックがこのアルバムにはあります。

 ちなみに本アルバムの題字を担当したのは詩人の三代目魚武濱田成夫が担当しています!
 
1. 本日、 未熟者 
2. 顔のない街の中で 
3. 惜しみなく愛の言葉を 
4. 一期一会 
5. サバイバル・ロード 
6. Nobody Is Right 
7. アイス・フィッシュ 
8. ボディ・トーク 
9. 背広の下のロックンロール 
10. 昔から雨が降ってくる 
11. I Love You, 答えてくれ 

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2007年9月30日 (日)

『中島みゆきライヴ!』

『中島みゆきライヴ!』
Photo_2  9月29日から始まった中島みゆきコンサートツアー2007。3年ぶりとなるコンサート、私も大阪公演のチケットが当たり、2001年以来6年ぶりのコンサートに行く予定です。(前回2005年のコンサートは惜しくもチケットが取れませんでした。)
 中島みゆきのコンサートは夜会を除き映像化されることがなく、コンサートに行かない限り見ることは難しかったのですが、3年前にロサンゼルスで収録されたライブ映像がDVDで販売されました。
 そこで今回は『中島みゆきライヴ!』のDVDを紹介します。
 このライブDVDは2004年9月にロサンゼルスのソニー・ピクチャーズ・スタジオ・スコアリング・ステージでのライブが収録されています。参加するミュージシャンもギター・マイケル・トンプソン、ドラム・ヴィニー・カリウタ、キーボード・ジョン・ギルディンとみゆきさんのアルバムをいつもサポートしているメンバーが集結。20人編成のストリングスも配置して厚みのある音を作り出しています。
 収録された曲は7曲と少な目ですが、『歌姫』や『この空を飛べたら』などの過去の名曲から『地上の星』や『銀の龍の背に乗って』などの最近のヒット作までセレクトされています。
 視聴した感想ですが、とにかくみゆきさんの歌う姿と歌声に引き込まれる1時間です。ライブ映像ということもあって、臨場感と緊張感が見る側にもひしひしと伝わってきますし、歌っているときのみゆきさんの表情や仕草、そして衣装が見られるのも嬉しい限りです。
 収録されている曲の中で特に鳥肌がたったのは『夜行』です。90年代以降のみゆきさんの歌い方の特長であるドスのきいた迫力ある歌声を堪能することができます。

 みゆきさんのファンなら絶対買いの1枚です!

【収録曲】
1. この空を飛べたら 
2. 地上の星 
3. 土用波 
4. 銀の龍の背に乗って 
5. この世に二人だけ 
6. 夜行 
7. 歌姫

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2007年8月11日 (土)

中島みゆき新アルバム『I Love You, 答えてくれ 』

I_love_you  今年の秋から3年ぶりの全国ツアーを行うみゆきさんですが、ツアーに先駆けて、10月3日に新アルバム『I Love You, 答えてくれ 』が発売されることが決まりました!
 今回のアルバムはロックという形式にこだわったとのことで、パワフルなみゆきさんに出会うことが期待できそうです。
 また、日本テレビで放映中の『受験の王様』の主題歌『本日、未熟者』や 『世界ウルルン滞在記~ルネサンス~ 』の主題歌『一期一会』などの話題作も数多く収録されています。
 今回の収録曲も個性的な題名が多く、一体どんな歌なのか予測がつきません。それ故に今から発売が待ち遠しいです。

  
(収録曲)
1.本日、未熟者
2.顔のない街の中で
3.惜しみなく愛の言葉を
4.一期一会
5.サバイバル・ロード
6.Nobody Is Right
7.アイス・フィッシュ
8.ボディ・トーク
9.背広の下のロックンロール
10.昔から雨が降ってくる
11. I Love You, 答えてくれ

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2007年7月25日 (水)

『きらきら』

お気に入りのCD NO.19『きらきら.』 Cocco
Coccokirakira  Coccoの6枚目のオリジナルアルバムが今日発売されました。今回は「沖縄・日常・光・陽だまり・生活・手作り・世界」をテーマにアルバムを制作したそうで、今までの作品の雰囲気と違って、優しさと穏やかさに満ちた仕上がりとなっています。
 人間の心の中にあるドロドロした闇を力強く歌い上げてきたCoccoですが、本作は一転してきらきらとした命の輝きを軽やかに歌い上げています。
 今回の作品はアコースティックなサウンドに統一されており、耳に心地よく、リラックスして聞くことができます。
 現在8歳になる子どもがいるというCocco。子どもが生まれたことにより、彼女の生き方や考え方も変わったことがこの作品を聞くと伝わってきます。
 きらきらと輝く歌の数々を皆さんも聞いてください! 

1. 燦 
2. あしたのこと 
3. In the Garden 
4. 甘い香り 
5. お菓子と娘 
6. An apple a day 
7. 秋雨前線 
8. Baby,after you 
9. 君がいれば 
10. 花うた 
11. Tokyo Happy Girl 
12. 小さな町 
13. 雨水色 
14. ハレヒレホ 
15. タイムボッカーン! 
16. 10years 
17. チョッチョイ子守唄 
18. Never ending journey

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2007年7月15日 (日)

『一期一会&昔から雨が降ってくる』

Itigoitie  お気に入りのCD NO.18 『一期一会&昔から雨が降ってくる』 中島みゆき

 7月11日に発売された中島みゆきの40枚目のシングル『一期一会』。現在TBS系列で放映されている「世界ウルルン滞在記ルネサンス」の主題歌『一期一会』とエンディングテーマ『昔から雨が降っている』の2作品が収録されています。
  今回の作品もみゆきさんらしいシンプルで力強い言葉と優しいメロディーで聞く者の心に潤いを与えてくれます。

 私も発売初日に購入して、毎日何十回とリピートして聞き込んでいますが飽きることがありません。
 
 人生という旅の途中での出会いと別れをテーマにした『一期一会』。この作品で私が感銘を受けたのは歌詞のサビの部分です。別れのとき普通なら相手に自分のことを覚えておいてほしいと願うところを、そんなことよりも相手のこれからの幸せを願うような意味の歌詞を書いており、相手への深い優しさと労わりといったものが感じられる仕上がりとなっています。

『昔から雨が降っている』は遥か昔から繋がっている自分というものを振り返るような作品となっています。いま自分が生きているということは、地球に命が初めて生まれて日から今日まで断ち切れることなく続いてきたからであるという当たり前のことを気づかせてくれます。

 今回のシングルもみゆきさんでなければ生み出せない広く深い世界観が感じられる作品となっています。

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2007年6月24日 (日)

中島みゆきとTOKIOが再タッグ『本日、未熟者』

 昨年大ヒットした『宙船』に続き、今年もTOKIOの新曲を中島みゆきが手がけることが発表されました。タイトルは『本日、未熟者』。『宙船』に引き続き、今回も歌詞・メロディー共に中島みゆきらしい骨太でスケールのある曲に仕上がっているそうです。ボーカルの長瀬智也のコメントによると「独特のメロディーには今回も驚かされました。レコーディング後に聴くと、TOKIOとの絶妙なコラボレーションが完成していてびっくりしました」とのことです。この曲は山口達也が主演で7月14日にスタートする日本テレビのドラマ「受験の神様」の主題歌として決定されています。
 TOKIOがどういう風に歌うかも楽しみですし、中島みゆきがアルバムでどうセルフカバーするかも今から楽しみです。

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2007年5月31日 (木)

夜会 VOL.4 『金環蝕』

夜会 VOL.4 『金環蝕』
Yakai_4  中島みゆきが日本の古代神話・古事記の「天の岩戸」をモチーフにした夜会『金環蝕』。私は数ある夜会の中でも、この作品が一番好きで何十回とDVDで見直しています。
 今回の作品を楽しむためには古事記の中の「天の岩戸」のストーリーを予め知っておいたほうが良いと思います。
 
・「天の岩戸」ストーリー
 イザナギ神から生まれた三柱の神、「天照大神」・「月読尊」・「須左之男命」。天照大神は高天原を治め、月読尊は夜の世界を治め、須左之男命は海を治めることになります。しかし、須左之男命は泣いてばかりいて全く仕事をせず、姉のいる高天原に赴きます。天照大神は須左之男命が高天原を乗っ取りに来たのかと武装して待ち受けていましが、その意志がないことを知り、高天原にしばらく滞在することを許します。
 しかし、須左之男命は高天原で次々と悪さをして、ついには天照大神の配下の機織娘を死なせてしまいます。
 そのことに怒った天照大神は天岩戸に引き篭ってしまいます。太陽神に隠れられて、真っ暗闇になってしまった世界。困った神々は一計を案じ、岩戸の前で天宇受売神に踊りをさせ宴を開きます。天照大神は外の賑やかさにつられて、少し岩戸を開けて外を見ようとした瞬間、天手力男神に手をつかまれ外に引き出されてしまいます。そして、世界は再び光が降り注ぐことになりました。

 中島みゆきは本作品で「天の岩戸」の話しを基にして、常に男性に従順であることが尊ばれる大和撫子的日本女性像からの日本女性の解放を高らかに謳いあげます。美徳や伝統の下、常に男の暴力や抑圧に苛まされてきた日本女性。そんな日本女性たちに束縛からの解放と自分の心に素直になることの大切さをこの作品は訴えかけます。
 
 この作品は現代と古代の話しが交互に描かれていきます。天文台で金環触について語る女性の天文学者。そんな天文学者が夢に見る天の岩戸の伝説。男に振り回された女性の悲しみとそんな悲しみを笑い飛ばす女性のおおらかさ。日本女性の中に存在する天照大神の一面と天宇受売神の一面を中島みゆきは舞台の上で見事に表現しています。

 この作品の最大の見所は何といっても後半のEast Asiaからラストの「泣かないでアマテラス」までの熱唱とラストの世にも不思議な踊りのシーン。この一連のシーンに中島みゆきと言うアーティストの凄さが凝縮しており、何度見ても鳥肌が立ちます。とにかく中島みゆきの力強い声には魂が揺さぶられます。私は落ち込んだとき、いつもこの後半からラストのシーンを見ては、元気をもらっています。
 また、中盤の「杉本&坪倉ペア」の「歌とボケ」やみゆきさんの巨乳姿での「真直な線」の熱唱は見ていて楽しいです。(それにしても、あの巨乳装置は驚きました!商品化したら、宴会などで使えそうですよね。)
 
 見ていて元気になる夜会といえば、この作品をダントツでお薦めします。   

会場:Bunkamuraシアターコクーン
1992.11.12~12.11
全23回公演

1. インストゥルメンタル「金環蝕」 
2. C.Q. 
3. 砂の船 
4. ほうせんか 
5. 歌をあなたに 
6. 泣かないでアマテラス 
7. エレーン 
8. 遠雷 
9. 冬を待つ季節 
10. 泣かないでアマテラス 
11. 世迷い言 
12. 熱病 
13. 最悪 
14. 遠雷 
15. 冬を待つ季節 
16. 泣かないでアマテラス 
17. 真直な線 
18. やまねこ 
19. 新曽根崎心中 
20. 泣かないでアマテラス 
21. イースト・エイジア 
22. 泣かないでアマテラス 
23. 二隻の舟 
24. ダイアモンド・ケージ 
25. インストゥルメンタル「金環蝕」 
26. 泣かないでアマテラス

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2007年5月30日 (水)

夜会VOL.5『花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に』

夜会VOL.5『花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に』

Yakai_5  中島みゆきによる言葉の実験劇場「夜会」。その第5弾にあたる本作品は『雨月物語』の中の「浅芽が宿」を基にしています。
 「雨月物語」は江戸時代に上田秋成によって書かれた怪奇小説です。全部で9篇の小説からなる短編集で、「浅芽が宿」はその中の1篇で、帰らぬ夫を待ち続ける女の幽霊のお話です。
 中島みゆきは本作品で「男たちを待つ女たち」の切なさや悲しみを描くと同時に、受け身でない新たな女性像を提示する作品となっています。
 本作品は5つの章から成っています。各章ごとに主人公の女性は違うのですが、舞台は共通しており月明かりの夜の喫茶店の外のテーブルとなっています。
 登場人物は5人と少なく、出演者も2人だけです。男を待ち続ける4人の女性たちと時間泥棒を中島みゆきが演じ、そんな女性に飲み物を運ぶ男性ウェイターを中国の俳優・張春祥が演じています。
 
 この作品は夜会の中でも上演時間が150分以上と長く、ストーリーも難解で一度見ただけでは分からないところがあります。
 しかし、それを補って余りあるほどの魅力がこの作品にはあります。それは何かというと中島みゆきという女性の美しさです。各章ごとに和服姿、お嬢様姿、半被姿、妊婦姿と様々な女性を演じる中島みゆき。衣装がとても素晴らしく、彼女のもつ美しさが見事に引き出されています。

 この作品は他の夜会に比べるとストーリーが難解だという感想が多いです。しかし、その分何度見ても発見があり楽しめる作品となっています。この作品は歌はもちろんのこと、舞台上の細かな美術や演出にストーリーやテーマのヒントが隠されています。
 例えばテーブルの上に置いてある花や登場する女性全員が靴を履いていないことにも意味が込められています。その意味が知りたければ、幻冬舎文庫から発売されているシナリオ本を読むことをお薦めします!その本を読むと、この作品に対する理解が深まると思います。

 この作品は男を待つ女性を美徳とする伝統に対する挑発と受け身ではない新たなる女性像の提示していると私は思います。第5幕の時間泥棒のシーン。そこでは、ただ待ち続けるのでなく、自ら会いに行こうとする女性が描かれます。
 ラストシーン、時間泥棒が待ち続けてこの世に止まっている魂を引き連れて、月に向かって上っていく姿は感動的で鳥肌が立ちます。

 私はこの作品が夜会の中で一番芸術性溢れる作品だと思います。未見の方はぜひご覧ください!

会場:Bunkamuraシアターコクーン
1994.11.14~12.11
全22回公演

1. どこにいても 
2. 雨が空を捨てる日は 
3. 家出 
4. バス通り 
5. 雨のテーマ 
6. 笑わせるじゃないか 
7. 人待ち歌 
8. 信じ難いもの 
9. サッポロスノーウィ 
10. ノスタルジア 
11. 船を出すのなら九月 
12. 遍路 
13. まつりばやし 
14. 3分後に捨ててもいい 
15. りばいばる 
16. 二隻の舟 
17. 雨月の使者 
18. 孤独の肖像1st 
19. 彼女の生き方 
20. テキーラを飲みほして 
21. たとえ世界が空から落ちても 
22. くらやみ乙女 
23. 愛よりも 
24. 人待ち歌 
25. 夜曲 
26. インストゥルメンタル「人待ち歌」 

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2007年5月 6日 (日)

『翠星交響楽 Ecophony Gaia 』

お気に入りのCD NO.17『翠星交響楽 Ecophony Gaia.』 芸能山城組
Gaia_1  今回紹介するCDは『AKIRA』の音楽を担当した芸能山城組が制作したアルバム『翠星交響楽 Ecophony Gaia』です。
 芸能山城組は1974年にインドネシアバリ島のケチャの全編上演成功を機に設立されたアマチュアのアーティストグループです。世界各地の民俗音楽や伝承音楽を取り入れた独特な音楽世界は世界中で根強いファンを持っています。
 私が芸能山城組に出会ったのは映画『AKIRA』の音楽なのですが、最初聴いたときは鳥肌が立ったものでした。世界各地の民俗音楽や楽器を大胆に取り入れた壮大なスケールの音楽は今まで聴いたことのない音楽であり、その独特なリズム感や声や楽器の音色は深く心に刻み付けられました。
 その後、芸能山城組の他のCDも買い集め始めたのですが、今回紹介するCDは『AKIRA』の後に大阪の花博の為に制作された作品です。
 今回の作品はタイトルを見ても分かるとおりに地球に対する畏怖と賛歌をテーマにしています。この作品は6楽章からなっており、地球の誕生から始まり、人類と自然と関わりの歴史を描き、ラストに地球と人類の未来に対する希望で終わる構成となっています。
 ガムランの美しい響き、人間の声の力強く優しい響き、シンセの透明感溢れる音、古今東西の美しい音が地球に対する賛歌と畏怖を聞くものに強く感じさせます。
 このCDは70分近くある大作なのですが、聴き終わると何ともいえない心地よさに包まれます。音楽の持つ力にぜひ触れてみてください。  

1.  翠星交響楽Ⅰ章翠明-[プロローグ]Chaos
2.  翠星交響楽Ⅱ章創生-[原初・古代]Genesis混沌(カオス)天空(ウラヌスのテ―マ)大地(ガイアのテーマ)無言歌-Ⅰ翠星
3.  翠星交響楽Ⅲ章祝涛-[中・近世]Euphony牧歌 祝誓 観音陀羅尼 讃 唄 祭
4.  翠星交響楽Ⅳ章熟壊-[近・現代]Catastrophe無言歌-Ⅱ
5.  翠星交響楽Ⅴ章邂逅-[近未来]Disco Gaia Kitoko(リンガラ語のポリフォニー)
6.  翠星交響楽Ⅵ章讃歌-[エピローグ]Gaia Ao Ao(ピグミー風パルス・ポリフォニー)母なるガイアよ、私たちは誓う 翠星

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2007年4月15日 (日)

「世界ウルルン滞在記ルネサンス」主題歌

 今日から「世界ウルルン滞在記ルネサンス」の新しい主題歌とエンディングを中島みゆきが担当していますね。『一期一会』というタイトルの今回の主題歌。みゆきさんらしい力強さと繊細さを兼ね備えた歌詞と歌声が今回も素敵でした。みゆきさんらしいサビの盛り上がりがたまらないですね。エンディングテーマ「昔から雨が降ってくる」もしっとりとした良い感じです。早くCDを発売してもらい、ゆっくり聴きたいものです。

 また番組のBGMもみゆきさんの曲が数多く引用されていて、ファンにはたまりませんねえ。それにしても『トロ』や『サーモンダンス』など結構マニアックな曲が引用されていますね。
 

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