『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』映画鑑賞日記
ディズニーがルーカスフィルムを買収して製作したスターウォーズシリーズ7作目。監督に」「SUPER
8/スーパーエイト」のJ・J・エイブラムスを迎え、新たなる3部作を2年おきに公開するとのことで、「スター・ウォーズ エピソードVI/ジェダイの帰還」から約30年後を舞台にしています。
個人的にスターウォーズシリーズはオリジナル・トリロジー(旧三部作)
は大好きですが、プリクエル・トリロジー(新三部作)
はいまいちだったので、今回のジョージルーカスが製作にかかわっていないシークエル・トリロジーは公開されるまで期待と不安が入り混じっていました。ただ、ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャーはじめ旧シリーズのキャストが再登場するということで、どのような続編になるのか、とても興味がありました。
公開初日に映画館で鑑賞したのですが、結果としては微妙でした。確かに旧シリーズのキャラクターやメカが登場すると懐かしく、画面にくぎ付けになりました。
しかし、今シリーズから登場するキャラクターに魅力が薄く、特に悪役のカイロ・レンがヘタレで、自暴自棄になるわ、主人公にライトセーバーで負けそうになるわで、ある意味びっくり増しました。続編以降でカイロ・レンは成長してダースベーダーのような悪役になるのかもしれませんが、悪役に魅力が薄いとどうしても盛り上がらないんですよね。
ストーリーも『エピソード4/新たなる希望』と『エピソード5/帝国の逆襲』に似ていて、後半のクライマックスシーンも、これからこういう展開になるのかなというのが分かってしまい、今一つでした。あと、旧シリーズ最大の魅力あるキャラクターが退場してしまう展開は違う意味で驚きました。ストーリーが平板で、人物描写が弱いので、一番盛り上がる場面として用意していたんでしょうが、個人的にあっけない印象を受けてしまいました。あと、一番許せなかったのはライトセーバーの扱いが軽くなっているところ。ジェダイしか使えないセーバーをあんなに誰も簡単に使えたらいけないと思います。
いろいろケチをつけてしまいましたが、冒頭のジョンウィリアムズの音楽に合わせて、説明の字が流れていくシーンや砂漠に墜落して朽ち果てたスターデストロイヤーの映像等は鳥肌が立ちました。
ラストも次回どういう展開になるのかは気にはなってはいるので、エピソード8も公開されたら、きっと劇場に足を運んで見に行くんだろうなと思います。
監督: J・J・エイブラムス
製作: キャスリーン・ケネディ
J・J・エイブラムス
ブライアン・バーク
キャラクター創造: ジョージ・ルーカス
脚本: ローレンス・カスダン
J・J・エイブラムス
マイケル・アーント
撮影: ダニエル・ミンデル
プロダクションデザイン: リック・カーター
音楽: ジョン・ウィリアムズ
出演: ハリソン・フォード ハン・ソロ
キャリー・フィッシャー レイア・オーガナ
アダム・ドライヴァー カイロ・レン
デイジー・リドリー レイ
ジョン・ボイエガ フィン
オスカー・アイザック ポー・ダメロン
ルピタ・ニョンゴ マズ・カナタ
アンディ・サーキス 最高指導者スノーク
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