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『伊賀忍法帖』映画鑑賞日記

Photo お正月にBSでたまたま放映していたので鑑賞した『伊賀忍法帖』。山田風太郎の同名小説の映画化で、戦国争乱の世を舞台に媚薬をめぐって伊賀忍者の笛吹城太郎と伝説的な妖術師である果心居士の戦いを描いた本作品。角川映画で忍者の話しということで期待して見たのですが残念な出来でした。

 

ストーリーが端折りすぎというか唐突で話しに入り込めませんし、ラストも「2人の愛に感動」というより突然の展開に唖然としました。

 

東大寺が炎上するスケールの大きなシーンや若かりし頃の真田広之の切れのあるアクション、そして中尾彬・成田三樹夫・千葉真一の濃厚過ぎる演技と見所は結構あるのにストーリーがぐだぐだでもったいない印象を受けました。

 

私が本作品で印象に残ったのは果心居士役の成田三樹夫の怪演と佐藤蛾次郎が黄色い液体を口から吐き出すシーン。映画のストーリーは忘れてもこの2つだけは忘れることはありません。

 あと笑ったのは変装して姿を隠している役を演じた千葉真一。変装しているにも関わらず正体がバレバレ過ぎて突っ込みを入れたくなりました。

上映時間 100分
製作国    日本
制作年度 1982年
監督:    斎藤光正   
製作:    角川春樹   
原作:    山田風太郎   
脚本:    小川英   
撮影:    森田富士郎   
音楽:    横田年昭   
出演:    真田広之   
       渡辺典子   
       美保純   
       中尾彬   
       成田三樹夫   
       千葉真一   
       ストロング小林   
       風祭ゆき   
       福本清三   
       佐藤蛾次郎

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