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2009年6月7日 - 2009年6月13日

『ポルターガイスト』この映画を見て!

第257回『ポルターガイスト』
Photo  今回紹介する作品はスティーヴン・スピルバーグが製作と脚本を担当した陽性ホラー映画『ポルターガイスト』です。監督は『悪魔のいけにえ』で一躍有名になったトビー・フーパーが抜擢。スタッフも大変豪華で、特撮に『スターウォーズ』のリチャード・エドランド、音楽に『オーメン』のジェリー・ゴールドスミスが起用されています。

ストーリー:「新興住宅地のクエスタベルデに引っ越したフリーリング一家。新居での楽しい生活を送り始めた矢先に、家の中で物が勝手に動きだす現象が起こり始める。そして、嵐の晩に庭の木が息子ロビーを襲い、次女キャロル・アンがクローゼットの中に消えてしまう。両親は霊を研究しているレシュ博士に相談して、家を調査してもらう。博士は家の中で起きている現象を目撃して、霊媒師のタンジーナにキャロル・アンの救出を依頼する。」

 スピルバーグ監督は本作品の構想を思いつくと何と10日間で脚本を作り上げたそうです。自分は『ET』の製作に追われて監督はできませんでしたが、ストーリーボードも自ら作り、撮影時には何回も現場に来て指示をしていたそうです。結果、完成した作品はスピルバーグが自分で監督したのではと思うほど、スピルバーグ色が濃い作品となっています。

 私が本作品を始めてみたのは小学生の時でした。その時は大変怖い印象があったのですが、最近改めて見直すとあまり怖くはなく、むしろ家族の強い絆が大変印象に残りました。特に私は子どもを救うために霊界に飛び込む母親の姿を見て、改めて「母は強し」と感じました。

 また本作品はホラー映画としては珍しく、残酷なシーンがほとんどなく、誰もが安心して見ることができます。描かれる心霊現象は明るく派手で、日本のホラー映画のようなじめじめと後に引くような怖さはあまりありません。ラストシーンなどは光と音と死体による一大スペクタルショーで、まるでテーマパークのアトラクションのようです。

 あと、私が本作品で好感を持ったのがジェリー・ゴールドスミスのテーマ曲です。大変優しく心温まるメロディーで、本作品が単なる怖いホラー映画でないことを見事に表現しています。

 なお、本作品はシリーズ化され3作目まで製作されましたが、出演者が映画公開後に次々と亡くなったことが大変話題になりました。3作通してキャロル・アンとして出演したヘザー・オルークも亡くなり、呪われた映画という噂が映画ファンの間で流れたほどです。ちなみに2作目、3作目は映画としての出来はイマイチです。

上映時間 115分
製作国    アメリカ
製作年度 1982年
監督:    トビー・フーパー   
原案:    スティーヴン・スピルバーグ   
脚本:    スティーヴン・スピルバーグ   
    マイケル・グレイス   
    マーク・ヴィクター   
撮影:    マシュー・F・レオネッティ   
特撮:    リチャード・エドランド   
音楽:    ジェリー・ゴールドスミス   
出演:   
    クレイグ・T・ネルソン   
    ジョベス・ウィリアムズ   
    ヘザー・オルーク   
    ビアトリス・ストレイト   
    ドミニク・ダン   
    オリヴァー・ロビンス   
    ゼルダ・ルビンスタイン   
    リチャード・ローソン   
    ジェームズ・カレン   
    マイケル・マクマナス   
    ヴァージニア・カイザー

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