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『レオン』この映画を見て!

第272回『レオン』
Photo_2  今回紹介する作品はリュック・ベッソンがジャン・レノとコンビを組みアメリカで撮影した純愛アクション映画『レオン』です。ベッソン監督がSF大作『フィフス・エレメント』の資金を集めるために製作されたそうですが、根強いファンが多数いて現在でも高い評価を受けています。

ストーリー:「ニューヨークで殺し屋として完璧な仕事をするレオンはある日同じアパートに住んでいた12歳の少女マチルダを匿う。マチルダの家族は麻薬絡みで麻薬取締役で汚職に手を染めていたスタンフィールドとその部下たちによって抹殺されたのだった。
 マチルダはレオンが殺し屋であることを知り、自分にも殺しのテクニックを教えて欲しいと頼み込む。そしてレオンとマチルダの奇妙な共同生活が始まる。」

 本作品の見所は何と言ってもゲイリー・オールドマンの圧倒的に存在感溢れる演技。彼は以前から芸達者ではありましたが、本作品の狂気をにじませた演技は強烈です。麻薬取締官でありながら薬物依存で汚職に手を染め罪もない人間を殺しまくる極悪最低な人間を見事に演じており、本作品に何とも言えない緊張感を与えています。彼が出演していなければ本作品は凡作に終わっていたと思います

 ストーリーは孤独な殺し屋と少女の愛情関係を描くというシンプルな内容です。殺し屋でありながら純粋な心を持ち合わせているレオン。12歳でありながら過酷な現実の中で背伸びして生き抜こうとしてきたマチルダ。そんな2人が一緒に生活する中でお互いに思いを寄せていく中盤の展開は何度見ても心温まります。
 ラストはとても切ないですが、愛の美しさや力強さを感じさせてくれます。愛を知ったマチルドはレオンと一緒には生きることは出来ませんでしたが、レオンから受け取った愛を糧に逞しく大地に根を張って生きていくんだろうなと思います。

 ジャン・レノは大人の男としての渋さと少年のような子どもっぽさを併せ持った主人公のレオンを格好良く演じています。また、ナタリー・ポートマンは撮影当時13歳だったそうですが、少女の可愛さと大人の女性の色気と魅力を併せ持つマチルダという女の子を見事に演じきっています。

 アクションシーンは少ないですが、オープニングの暗殺シーンでのレオンの手際のよさは何度見ても格好良いですし、ラストの銃撃戦はここまで派手にする必要があったのかと思うほど迫力満点です。

 エンディングに流れるスティングの「シェイプ・オブ・マイ・ハート」も深い余韻を与えてくれます。

 なお、本作品は劇場公開された後に20分の追加カットが入った完全版も発表されています。完全版はレオンとマチルダの交流がより丁寧に描かれいます。

上映時間 111分(完全版は133分)
製作国    フランス/アメリカ
製作年度 1994年
監督:    リュック・ベッソン   
脚本:    リュック・ベッソン   
撮影:    ティエリー・アルボガスト   
編集:    シルヴィ・ランドラ   
音楽:    エリック・セラ   
出演:    ジャン・レノ
    ナタリー・ポートマン   
    ダニー・アイエロ   
    ゲイリー・オールドマン   
    ピーター・アペル   
    マイケル・バダルコ   
    エレン・グリーン

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