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『殺し屋1』この映画を見て!

第269回『殺し屋1』
Photo_2  今回紹介する作品は「週刊ヤングサンデー」で連載された山本英夫の人気コミックをバイオレンス描写で定評のある三池崇史監督が完全映画化した『殺し屋1』です。
 本作品は原作に負けず劣らずの痛い暴力描写の連続で、映倫からR-18指定を受けたています。ストーリーはラストを除き基本的に原作に忠実に展開していきます。
 出演者は浅野忠信を始めてとして大森南朋、SABU、塚本晋也、松尾スズキ、    國村隼、寺島進と日本映画を代表する役者が集結して大変濃い演技を披露してくれます。   

ストーリー:「安生組の若頭である垣原は失踪した組長を追っていた。そんな垣原の前に謎の男・ジジイが現われる。ジジイは組の壊滅を図ろうと気弱だが強いイチという青年を操り、組員を次々と抹殺していた。垣原はジジイにガセネタをつかまされ、敵対する組員を捕まえ拷問する。それが原因で安生組を追い出された垣原は自ら組を立ち上がる。
 その後、垣原はジジイが操っているイチという殺し屋の存在を知る。イチの残虐さに究極のマゾである垣原は興奮を覚え対決に胸躍らせるのだが・・・。」

 本作品は原作ファンの人からは不評ですが、個人的には映画の出来もそんなに悪くないと思います。というか、2時間にあの原作を良くまとめたと思います。
 確かにR18指定だけあって暴力描写は過激ですが、あまりにも現実離れをしており、笑いの域に達しています。それでもスプラッターが苦手な人には耐えられないでしょうが・・・。

 ストーリーは展開がかなり早いので原作を知らないと良く分からないところが多いと思います。もう少し人物描写の掘り下げや状況描写を入れたほうが良かったかもしれません。ただ、ラストは個人的に垣原の絶望と願望が見事に表現されていたと思います。

 キャスティングに関して、垣原を浅野忠信が演じたことに関しては賛否両論ありますが、個人的には脱力系の淡々とした演技が良い味を出していたと思います。イチを演じた大森南朋は弱虫な殺し屋が見事にはまっていましたし、ジジイを演じた塚本晋也や双子の刑事を演じた松尾スズキも強烈な印象を見る者に与えてくれます。

 本作品は暴力と欲望と死の渦巻く裏社会で生きる一般社会からはみ出した変人たちの姿をシュールかつコミカルに描いています。別に深い味わいのある作品ではありませんが、この手の映画が好きなら一度は見て損はないと思います。 

上映時間 128分
製作国    日本/香港/韓国
製作年度 2001年
監督:    三池崇史   
原作:    山本英夫
脚本:    佐藤佐吉   
撮影:    山本英夫   
衣裳:    北村道子   
照明:    小野晃   
出演:    浅野忠信   
    大森南朋   
    エイリアン・サン   
    SABU
    塚本晋也   
    KEE   
    松尾スズキ   
    國村隼   
    寺島進   
    菅田俊   
    手塚とおる   
    有薗芳記   
    新妻聡   

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