『インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク』この映画を見て!
第190回『インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク』
今回紹介する作品は考古学者インディ・ジョーンズ博士の冒険を描いたシリーズの第1作目にあたる『レイダース 失われたアーク』です。
本作品は当時『スターウォーズ』で成功を収めたジョージ・ルーカスと『未知との遭遇』で成功を収めたスティーヴン・スピルバーグが手を組み、『007シリーズ』のような息つく暇もない連続活劇を目指して制作されました。
映画は公開されるや否や大ヒットとなり、アカデミー作品賞にもノミネートされました。その後、シリーズ化され4作目まで制作(来年夏に4作目公開予定)、90年代にはテレビドラマシリーズにもなりました。
主役のインディ博士には当初トム・セレックが予定されていましたが断られ、『スターウォーズ』のハン・ソロ役で人気が出てきたハリソン・フォードが抜擢されてました。本作品の大ヒットにより、ハリソン・フォードはハリウッドを代表するスターになりました。
ストーリー:「世界中の古代遺跡を巡る考古学者のインディ・ジョーンズ博士はアメリカ政府の依頼により、神秘的な力を宿している十戒の破片を納めた聖櫃(アーク)をめぐってナチスと対決することになる。」
私が本作品を始めて見たのは小学生の時でしたが、オープニングの洞窟のシーンから息つく暇もないアクションの連続で最後まで画面に釘付けになったものでした。映画のラストのホラー映画のような展開も強烈で、しばらく脳裏から離れませんでした。
また十戒の破片を納めた聖櫃(アーク)を探すという設定も歴史に対するロマンに溢れていて、映画を見た後に自分でいろいろ調べたものでした。
当時はインディ博士の活躍に憧れて、大人になったら考古学者になって自分も冒険をしたいと本気で思ったものでした。
最近久しぶりに見返したのですが、今見ても十分楽しめました。特に工夫を凝らしたアクションシーンの見せ方や話しの緩急の付け方が大変上手く、最近のCGによる見せ場ばかりが目立つアクション映画にはない、手に汗握る興奮がありました。スピルバーグ監督の演出力の高さを改めて痛感しました。
本作品には連続活劇の面白さが詰まっています。もし未見の方がまだいらっしゃったら是非ご覧ください。
製作国 アメリカ
制作年度 1981年
上映時間 115分
監督 スティーヴン・スピルバーグ
製作 フランク・マーシャル
製作総指揮 ジョージ・ルーカス、ハワード・カザンジャン
脚本 ローレンス・カスダン
音楽 ジョン・ウィリアムズ
出演 ハリソン・フォード、カレン・アレン、ウォルフ・カーラー 、ポール・フリーマン 、ロナルド・レイシー、ジョン・リス=デイヴィス サラー
デンホルム・エリオット
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コメント
いつもありがとうございます。
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このシリーズは20年以上前にも関わらず今見ても楽しいですようね。
映像的には最近のCG技術を使った映画に比べると目劣りしますが、演出とシナリオの面白さでいえば、ずっと上ですよね。
あと本シリーズの素晴らしさは主役を演じたハリソン・フォードの魅力も大きいですよね。
20年ぶりの4作目、どんな出来か楽しみのような不安のような・・・。
投稿: とろとろ | 2007年12月 9日 (日) 18時39分
TB、有難うございました。
『スター・ウォーズ』もそうなんですが、こちらのシリーズも古さを感じさせないのが凄いと思いますね。
個人的には二作目の暗さがどうにも好きになれないのですが、久々の四作目はどんなテイストになっているのか、公開が楽しみです。
投稿: エクスカリバー | 2007年12月 8日 (土) 10時07分
こんばんは♪
やっぱり、TBが送れないみたいです・・・すみません。
この作品は、手に汗握るようなドキドキ感を楽しませてくれますね。去年、あらためて見直してみましたが、やっぱり面白かったです。
何年たっても面白いと思える作品というのは、それだけ脚本も練れているからなんでしょうね。
投稿: chibisaru | 2007年12月 7日 (金) 01時29分