2007年劇場公開映画マイベスト5
今年も数多くの映画が日本で公開されました。そこで私が今年公開された映画の中で特に印象に残った&満足した映画ベスト5を紹介したいと思います。
5位『300 <スリーハンドレッド〉』
スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を独特な映像美で描いた『300』。フランク・ミラーのグラフィックノベルをそのまま実写にしたような映像は闘う男たちの美しさやカッコよさを見事に表現していました。
4位『トランスフォーマー』
今年の夏は人気シリーズ作品の最新作が数多く公開されましたが、個人的に今年の夏一番面白かったのは『トランスフォーマー』でした。ストーリーに関しては荒唐無稽かつ子供向けな展開で物足りない人もいたかもしれませんが、個人的にはロボットアニメをよく見ていた童心に返って楽しめました。映像もさすがハリウッド、リアルかつ迫力のあるシーンの連続で圧倒されました。この作品に関しては大スクリーンで見ないと迫力がなく楽しめないかなと思います。
3位『ドリームガールズ』
ダイアナ・ロスの実話を基に、仲の良い友人3人で作った黒人コーラスグループの栄光と挫折、そして再生までを描いた『ドリームガールズ』。第79回アカデミー賞で最優秀助演女優賞に輝いたジェニファー・ハドソンの歌声が印象的でした。60年代のアフリカ系アメリカ人の音楽の歴史を背景に華やかなショービジネス界で生きる人間たちの夢や苦悩そして哀しみといったものをエンターテイメントとして見事に描いていました。
2位『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE』
10年前に夢中になった「エヴァンゲリオン」が4部作の劇場公開作品としてリメイクされるということで公開前から楽しみにしていました。完成した第1部を見て、後半のヤシマ作戦のスケールアップした描写に大変興奮しました。またエンディングの後に流れた予告編を見て、テレビ版とは違う展開になりそうで来年公開の第2部を非常に楽しみに待っています。
1位『パンズ・ラビリンス』
1944年のスペイン内戦下を舞台に過酷な現実を生き抜くために架空の世界に身を置く少女の姿をシビアかつファンタジックに描いた『パンズ・ラビリンス』。私の中では本年度一番完成度が高く、見ごたえのある作品だったと思います。楽しく心癒されるファンタジー映画ではないですが子どもにとってファンタジーとは何かを見事に描いた作品だったと思います。
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