『出発点―1979~1996』街を捨て書を読もう!
『出発点―1979~1996』 著:宮崎駿 徳間書店
今回紹介する本は日本を代表するアニメ監督・宮崎駿の1979年から1996年までの企画書・演出覚書・エッセイ、講演・対談等を90本以上収録した『出発点―1979~1996』です。
この本には宮崎駿のアニメや仕事そして人生に対する考え方から、好きな本や興味のあること、そして自分のアニメに込めた思い等がぎっしり詰まっており、非常に読み応えがあります。
私がこの本に出会ったのは大学生の時でしたが、この本を読んで私は宮崎アニメに対する見方が大きく変わりました。宮崎監督がそれぞれの映画に込めた熱い思いや細かい裏設定。それを知った上で映画を見ると、今まで以上に味わい深いものがありました。
またそれと同時にこの本の中で語られる宮崎駿監督の仕事に対する姿勢や自然や子ども対する熱い思い、そして人間や歴史に対する独自の視点は学ぶべきことが多く、自分の人生観や生き方に大きく影響を与えてくれました。
宮崎アニメが好きな人にぜひ読んで欲しい一冊です。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 『自虐の詩』街を捨て書を読もう!(2010.09.05)
- 『宮崎駿の雑想ノート』街を捨て書を読もう!(2009.03.26)
- 『粘土でにゃにゅにょ―土が命のかたまりになった! 』街を捨て書を読もう!(2008.09.28)
- 『星を継ぐもの 』街を捨て書を読もう!(2008.02.08)
- 『近代ヤクザ肯定論―山口組の90年』街を捨て書を読もう!(2007.11.26)
「街を捨て書を読もう!~お奨め本紹介~」カテゴリの記事
- 『自虐の詩』街を捨て書を読もう!(2010.09.05)
- 『宮崎駿の雑想ノート』街を捨て書を読もう!(2009.03.26)
- 『粘土でにゃにゅにょ―土が命のかたまりになった! 』街を捨て書を読もう!(2008.09.28)
- 『星を継ぐもの 』街を捨て書を読もう!(2008.02.08)
- 『近代ヤクザ肯定論―山口組の90年』街を捨て書を読もう!(2007.11.26)
「宮崎駿とスタジオジブリ」カテゴリの記事
- 『ホーホケキョ となりの山田くん』映画鑑賞日記(2010.10.23)
- 『おもひでぽろぽろ』映画鑑賞日記(2010.10.23)
- 『借りぐらしのアリエッティ』映画鑑賞日記(2010.08.15)
- 『久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~』(2009.08.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント