北野武新作『監督・ばんざい!』について
昨日、北野武の新作映画『監督・ばんざい!』の6月公開が発表されました。2年ぶり13作品目となる今回の作品『監督・ばんざい!』は小津安二郎監督風、ラブストーリー、昭和30年代の郷愁感、ホラー、忍者時代劇、SF等さまざまなジャンルの映画を取り込んだお笑い映画ということです。
ストーリーは今分かっている範囲では、北野武扮する映画監督が新作の構想を練る苦悩から始まり、さまざまなジャンルの新作を映画化するも途中で頓挫し、ラストは予想外のオチが待っているとの事です。
キャストも江守徹、松坂慶子、岸本加世子、吉行和子、宝田明、藤田弓子、内田有紀、木村佳乃、鈴木杏と大変豪華であり、北野映画でどのような演技をするのか大変興味深いです。
また、さまざまなジャンルの作品が劇中映画として登場するそうですが、SFやホラーなどの作品をどのように北野監督が仕上げているのか今から楽しみです。
前作『TAKESHIS’』で今までの作品の総括を行った北野監督がどのような新境地を見せるのか、公開が待ち遠しいです。
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コメント
“やつらは、漫画とかファッションとか無難なものには敏感なくせに、難しいことに関してはまず拒否するか、全く無視する。「あれ、わかんないけどなぜだろう」という問いがないんだね。「わっかんない」で一巻の終わり。「わからない」ということと、それがなぜ「わからない」なのかを勉強しようということの間につながりが全くない。脳みその中がデジタルなんだ。 <中略>
三、四ときたら次は必ず五になるっていう意識があって、マニュアル化されたものには極めて素直に反応する。ところが、時計が壊れて、急に三分進んでしまった。その時はどうする、なんてことになると全く対応できないんだ。”
という彼の言葉が今も印象的です。
投稿: 北野武 | 2007年2月19日 (月) 12時47分