『死霊のはらわた』この映画を見て!
第85回『死霊のはらわた』
今回紹介する映画は80年代を代表するスプラッター映画『死霊のはらわた』です。この映画は『スパイダーマン』シリーズを大ヒットさせたサム・ライミー監督のデビュー作です。低予算で作られた作品ながら、過激なスプラッター描写とサム・ライミー監督の演出の巧みさから今見ても十分楽しめる作品となっています。
ストーリー:「アッシュ(ち5人の若者は、休日を郊外で過ごそうと、山奥にある貸別荘へとやってくる。そこで、彼らはテープ・レコーダーを発見し、テープを再生する。そのテープには死霊を解き放つ呪文が録音されていた。次々と死霊にとりつかれていくアッシュの仲間。倒すには怪物となった友達の体をバラバラにするしかないないのだが・・・。」
この映画の見所はずばり過激なスプラッター描写です。死霊にとりつかれた友人たちの豹変した白目の醜い顔、ばらばらに切り刻まれる身体、つぶされる目玉、そしてラストの崩壊する死霊たち。低予算でありながら、ここまで気持ち悪く、それでいて迫力のあるを映像を作り上げたことに驚きます。(もちろん安っぽさはありますがね・・・)ラストはクレーアニメを利用して撮影されたそうですが、その気持ち悪さは最高です!
またサム・ライミのパワフルなシナリオや演出も見る者を画面に釘付けにします。カメラワークは大胆で面白く、特に死霊の視点で捉えた映像は独特な緊張感と恐怖を観客に与えてくれます。また木が人間を襲うシーンも、独特な恐怖とエロティシズムに満ちています。シナリオも巧みで、死霊になった友達を倒そうと思ったら突然人間に戻ったりと、主人公が死霊に翻弄されるシーンは見応えがあります。そしてラスト。助かったと思った主人公に猛烈なスピードで襲い掛かる死霊のシーンは強烈なインパクトを残す結末でした。
この映画は続編がさらに2本制作されていますが、だんだんコメディーホラー路線となっていき、1作目にあった恐怖や緊張感は薄れていきました。サム・ライミは今ではすっかりハリウッドのヒットメーカーとなってしまいしたが、私は彼の代表作は『スパイダーマン』ではなく、『死霊のはらわた』だと今でも思っています。ぜひまたパワフルなスプラッター映画を彼には撮ってもらいたいです。
暑い夏、ぜひこの傑作スプラッター映画を見て、涼んでください。
製作年度 1983年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 86分
監督 サム・ライミ
製作総指揮 ブルース・キャンベル 、ロバート・G・タパート 、サム・ライミ
脚本 サム・ライミ
音楽 ジョー・ロ・ドゥカ
出演 ブルース・キャンベル 、エレン・サンドワイズ 、ベッツィ・ベイカー 、ハル・デルリッチ 、サラ・ヨーク
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コメント
お久しぶりです。私も深夜放送で再見しました。いやあ後半の展開はすざましいですね。そしてあのラストシーン。この映画は本当に怖くて気持ち悪くて、絶望的ですよね。
それにしてもよくこの映画を民放で放映しましたね。
投稿: アシタカ | 2006年8月 5日 (土) 23時40分
こちらにもお邪魔いたします。
先日深夜TVでやっていたので再見したんですが、これまたそのスプラッター加減に気持ち悪くなってしまいそうでした。子供の頃にみていたらきっと夢に出てきていたことでしょう(-_-;)
終わりのない襲撃には観ているこちらが音をあげてしまいそう。
大人になってから見てよかったと思いました(笑)
投稿: chibisaru | 2006年8月 3日 (木) 01時32分