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『進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線』街を捨て書を読もう!

『進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線』 著:池谷裕二 朝日出版社
進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線 近年、世間では脳が注目を浴び、脳関連の本がたくさん出版されています。そんな中、今回紹介する本『進化しすぎた脳』は脳のメカニズムに関してとても分かりやすく解説されており、脳について学びたい初学者の方にうってつけの入門書となっています。
 私は昔から心とは何だろう、感情とは何だろうとずっと考えていました。なぜ私はものを考えることができるのか、どこから感情が生まれてくるのかとても不思議でした。また私が見ている世界と他者が見ている世界は本当に同じなのだろうか?、私は現実の世界をありのままに見ているのだろうかと疑問に思っていたことがありました。
 また私は小さいときからSF小説や映画が大好きだったので、ロボットやコンピュターが心を持つことは可能なのか、またもしそれらが心を持った場合に人間と非人間との境界線はどこにあるのだろうということをよく考えたものでした。
 今回紹介する本は私が小さいときから考えていたことに関して、大脳生理学の立場から
なるほどと思える解説がされており、興味深く読むことができました。私たちの脳が如何に緻密なメカニズムででありながら、柔軟性を持っているか、この本を読むとよく分かります。 また大脳のメカニズムはけっこう曖昧でいい加減なところがあることや、人間は思っている以上に無意識に支配されおり、身体と脳が如何に密接な関連を持っていることが説明される箇所は、脳に関する自分が持っているイメージが大きく変わりました。
 この本は大脳や心に興味のある初心者の方に是非読んで欲しい本です。

*内容
第1章 人間は脳の力を使いこなせていない(講義をはじめる前に
みんなの脳に対するイメージを知りたい ほか)
第2章 人間は脳の解釈から逃れられない(「心」とはなんだろう?
意識と無意識の境目にあるのは? ほか)
第3章 人間はあいまいな記憶しかもてない(「あいまい」な記憶が役に立つ!?
なかなか覚えられない脳 ほか)
第4章 人間は進化のプロセスを進化させる(神経細胞の結びつきを決めるプログラム
ウサギのように跳ねるネズミ ほか)

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