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街を捨て書を読もう!「神の子どもたちはみな踊る」

「神の子どもたちはみな踊る」 作:村上春樹 新潮文庫

 1995年に起こった阪神大震災をモチーフに書かれた6本の短編小説です。どの短編も震災に関わった人間の姿を描いているのではなく、震災をメタファーにこの世界で人が生きることの哀しみや慰めが描かれています。
 6つの短編の主人公たちは、繰り返される日常の中で、どこか心が満たされていない毎日を送っています。苦い過去、上手くいかない人間関係、孤独、さみしさ、生きていくということ・・・。そんな主人公たちの前に現れ、彼らを「世界の気づき」に導かせる人間や不思議な出来事。6つの短編を通して、一人の人間をとりまく現実の背後にある闇と希望を読者に提示しています。 
 さらっと読めますが、そこで描かれる世界は深淵です。ぜひ皆さん読んでみてください。
 

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