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私の映画遍歴1。「70年代パニック映画にはまる」

私は物心ついた時から映画が大好きでした。と言っても、田舎に住んでいたので、映画館で映画を見るようになったのは中学生になってから。小学生のときは、もっぱらテレビで映画鑑賞をしていました。ちなみに私がいちばん最初に記憶に残っている映画は「タワーリングインフェルノ」。

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出来立てほやほやの138階建てのビルが火災になり、取り残された人々や消防士のドラマが展開するという話ですが、テレビでの放映の時は、ビルが燃え上がるシーンを見て、私の心も燃え上がってしまいました。出演している俳優も豪華な人たちなのですが、その当時は俳優の名前も知らず、どの人が生き残るのかハラハラどきどきしながら見ていたものです。(またこの映画については改めて紹介したと思います。)

この映画と出会ってから、私はパニック映画にはまってしまい、「ポセイドンアドベンチャー」「エアポートシリーズ」「スゥオーム」などテレビで放映されるパニック映画は片っ端から見ました。

パニック映画の面白いところは誰が生き残るのかのハラハラ感、そして不謹慎ながらも、災害という非日常の世界が日常の破壊願望みたいなものを刺激するところだと思います。(現実に破壊されるのは困りますが。)

災害というのは決してただ悲惨なだけでなく、どこか日常とは違うハレの場としての機能があります。(だから子どものときどこか台風などが近づいてくると、何が起こるんだろうとわくわくしたりするのだと思うんですよね。)当たり前の日常が崩壊し、生と死がむき出しになる災害というものはある意味、お祭りの場に近い熱気が充満していると思うんですよね。

だから人はある意味悲惨なパニック映画を見てお祭りのときのような興奮状態になり、非日常のハレの世界を楽しんだりしているのかなと思います。人間は自分たちを快適にするため、守るために作った人工物やシステムが崩壊して、人間が生き延びようとする姿にどこかロマンを求めたりするところもあるんですよね。

80年代以降はパニック映画が持っていた役割を、SF映画やアクション映画が担っていき、パニック映画は衰退していきます。私としては残念でしたが、90年代後半からCGの進歩に伴い、タイタニックを筆頭に、隕石ものや火山ものなどたくさん製作され、パニック映画好きの私としてはうれしかったものです。

ところで私はそういう映画を見るにつれて、自分でもパニックシーンを演出したくて、友達とビルの模型をつくり燃やしたり、船の模型を沈没させたりして満足してました。(周囲の人は私のこの遊びを理解できず相当心配していましたが・・・。)

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